トップページ製品案内>-生ごみ処理装置



臭いが出ないので屋内設置も可能!生ゴミを投入するだけ!液肥リサイクルも可能!
エコデリーター・ドリップタイプ
Drip-Type
■カタログ・資料はこちらからどうぞ
装置の情報を携帯に送信できる無人管理システムにも対応しています

臭わない・静かなため設置場所を選ばない
長寿命の菌床のため、メンテナンスも楽。排水濃度も低い。
菌床にはセラミックボール・副資材に弾力素材(クッションコア)を採用しいずれも特許取得
生ごみ分解液はそのまま排水可能。液肥としてのリサイクル実績も多数
ドレンユニットの採用で排水の負荷を大幅軽減

『エコボール』と『菌たろう』
エコボールと菌たろうがどんな生ゴミでも短時間で純粋なコンポストや液肥に分解します
エコボールと菌たろうのメリット
●『ECO-DELETER』の菌床には、微細な連続気孔の硬質体にて、当社独自の『エコボール(金属セラミックス複合品)』を採用しております。『エコボール』は強固な上、表面が微細な凹凸であるので、投入した生ゴミや残渣物を短時間で擂り潰す事が可能で一般的な生ゴミ処理機のように前処理用の破砕機を必要としません。

●オカクズやウッドチップを使用したバイオ方式と異なり、生ゴミの分解中に『エコボール』と生ゴミが粘着せず、バラケ易く、団子状にならず、嫌気発酵とならないため、悪臭の発生が無い

●更にウッドチップやオガクズなどを用いた方式の場合、消耗による頻繁な、菌床の補充が必要です。『エコボール』は耐磨耗性に優れた硬質ろ材である為、低ランニング・省力化が図れます。---菌床そのものの単価がいくら安くても補充頻度が多ければ年間の菌床コストや投入の人件費は馬鹿になりません。

●『エコボール』は一般のセラミックと異なり、比重も軽く吸水性に優れています。構造が均一な連続多孔形状である為、単なる通常セラミックとは大きく性状が異なっています。 『エコボール』自体が分解菌『菌たろう』をキープできますから、3日以上の生ゴミの投入停止がない限りは『菌たろう』の補充は不要となり、ランニングコストと手間が掛かりません。
●エコボール採用の最大の特徴は、なんと言っても初期分解のスピードが速い点です。これはオガクズやウッドチップが破砕機の手を借りないと大きな生ゴミが何日も攪拌槽内に残存しているのに対して、エコボールは硬くて大きな生ゴミを数時間で擂り潰す点が他の方式との最も大きな相違点です。 もちろん擂り潰すことが目的ではなく初期の嵩の減少が目的ですので、一定時間を経過すると撹拌を停止させて生ゴミを微生物分解させ、時々、酸素を取り込むため撹拌を行う間欠運転が主体です。決して連続撹拌して生ゴミを排水に流し込むディスポーザーとは違います。

●生ゴミは毎日投入されるもので、投入後24時間経過すれば次の生ゴミが入るわけです。それまでに如何に高度なレベルまで分解を行うことが出来るかが生ゴミ処理機の真の性能の差であり、エコデリーターは、エコボールにより短時間で生ゴミを微細化できることから、栄養分が無くなって休眠している微生物全体に、生ゴミを均一に供給することが出来るため、短時間でろ材全体の微生物が活性化され、分解を促進できるわけです。オガクズ等の分解ろ材では、大きな生ゴミの塊が発生しがちで、塊の中は酸欠状態となり微生物の活性が弱く分解能力が低下してしまいます。両者の24時間後の分解レベルの相違は容易に御理解頂けるものと存じます。
菌床に『クッションコア』を採用
水溜りがクッションコアの採用で解消されました
クッションコアの役割について
●弊社は2017年に、新たな特許を取得しました。
特許の内容としては、菌床にゴムやプラスチック、スポンジなどの「弾力のある塊=弾性塊物」を使用することで取得しています。
この弾性塊物を弊社の商品名クッションコアとして使用するメリットを説明します。
●構造上、撹拌槽の底部には撹拌パドルを直接接触させると底部の破損の危険があるため、必ず撹拌槽の底部と撹拌パドルとの間に一定の距離を保持するわけですが、菌床と生ゴミの混ざったペースト状の汚泥層は、撹拌パドルが当たらないため、底部に居続け、水を排水するパンチング穴を塞ぎます。
やがて、撹拌槽内に水が溜まり、撹拌を阻害したり微生物活動を妨げ分解スピードを低下させる他、ひどい場合、撹拌槽から水が溢れて、電気部品の故障の原因となります。
●クッションコアは、この撹拌槽と撹拌パドルの距離よりも大きな塊として投入することで、撹拌時にパドルに引っかかり、ペースト状の汚泥層を掻き取り、層を崩すことで排水されるパンチング穴を復活させ、水が溜まるトラブルが回避されます。

●クッションコアの採用により、弊社に置きましては従来の1/5程度の水が溜まるトラブルに減少し、日々の運転に置いてはほぼノントラブルで運転できるようになりました。
消滅型の生ごみ処理機では構造的にペースト状の汚泥層が発生すると水が溜まる危険があり、特にディスポーザーなどで細かくされた生ゴミや米飯の多い給食施設や、厨芥処理機と連動するケースで効果を発揮します。
NEW!ドレンユニット設置の意義についてNEW!
これは排水の負荷軽減に必須のシステムです

(構造断面図)
ドレンユニットの役割について
●弊社は2020年に、新たな特許を取得しました。
特許の内容としては、外付けの貯水槽を設けて、生ごみ処理機と連結することにより、生ごみ処理機内の水位を調節したり、排水の固液分離により上澄み液のみを排水することができるようにすることで特許を取得しています。

●消滅型の場合、生ゴミを分解する際に排水が発生するわけですが、従来式の生ゴミ処理機では排水をストレートに排水する構造です。
この排水方法ですと、撹拌槽の底部にある多孔板の穴よりも小さい生ゴミは直接、排水に流出することは構造上防げません。
したがって従来のストレートに排水するタイプは、分解前の生ゴミそのものが流れることで排水濃度が高濃度になる恐れがあります。

●弊社の特許項目であるドレンユニットを設けることで排水は一旦生ごみ処理機底部とドレンユニット内に貯留されるため重たい固形分は底部に溜まり、軽い上澄み液だけが流れていく構造のため、固形分の含むSS成分や固形分の含むBOD成分が排水として流されるのを防ぐことができます。

●生ゴミを分解する微生物は様々な種類が分解過程に携わりますが、一般的な撹拌方法ですと、好気性微生物を中心とした分解になりがちです。
好気性微生物は分解スピードは早いものの、有機物の分解レベルはあるレベルで停止します。これは廃水処理の世界で言うところの活性汚泥に例えることができます。排水中の分解しきれない有機物は余剰汚泥となり、定期的な汚泥の引き抜きや脱水作業を要します。 これに対して嫌気性微生物は分解のスピードこそ遅いものの有機物を硝化できるほど有機物の分解レベルが高いことが知られ、廃水処理で言うところの高濃度排水の処理として嫌気性硝化法などで使用されています。

●弊社ではドレンユニットを設けることで撹拌槽内で好気性微生物を活性化させつつ、水槽底部に溜まった固形分は嫌気性微生物により何日も掛けて分解させることで、好気性と好気性と嫌気性の微生物バランスをとることで全体的な排水濃度の低下を図ることができますし、底部に溜まった固形分の嵩を減容させることに成功しました。

●生ごみ処理機本体内部に上記のような排水処理槽を設ける方式では、生ゴミの負荷が大きいので容量的に処理が困難ですが、当特許では外付けすることで貯水量を任意に大きく設計することが可能です。

●右上のグラフは、実際にドレンユニット無しで排水をストレートに流す場合と、ドレンユニットを設置して運転した際の排水に含まれるSS濃度とBOD濃度を測定した実験を簡素化したデータです。


●試験で判明したことは、ドレンユニットを設置すると、ストレートに排水する場合に比べ、SS濃度で設置しない場合の90%分をカットすることが判り、BOD濃度に関しては設置しない場合の80%分を最大でカットすることが判りました。
つまり、ドレンユニットの設置により生ごみ処理機の排水を大幅に低濃度化できることで、あとに控える下水道や浄化槽の負荷を大幅に軽減できると言えます。

●生ごみ処理機を設置して排水施設がパンクしたり下水道基準を超えるようなトラブルを防ぐことができます。

●当システムは、従来にない方法ですが、実は特許を取得したのは2020年ですが、ドレンユニットそのものは弊社の消滅型生ゴミ処理機では20年に渡りすでに使用されてきた歴史も実績もあるシステムです。
以前から、機種変更で他社メーカー様から移行されたお客様が、弊社システムに移行したら排水溝や排水管の匂いや詰まりが無くなったとか、排水の負荷や余剰汚泥の発生が減ったと感想を述べられることがありましたが、特許取得までお話できませんでしたが、実は理由はここにありました。

※説明中にでてくるSSとかBODというのは廃水処理では必須の項目で、SSは排水中に含まれる固形分の量を表し、『浮遊物質量』と呼ばれるもので、BODとは排水に含まれる微生物で分解可能な有機物の濃度を意味し『生物化学酸素要求量』と呼ばれるものです。余談ですが廃水処理でポピュラーな活性汚泥法では流入してくるSS成分の90%は分解されず余剰汚泥として間引きしなければならず、BODに至っても流入分の70%近くが余剰汚泥の元となると言われていて、浄化槽に入る手前でSSとBODを極力除去しないと排水設備の汚泥の増加や管理の煩雑化を招くことは排水施設のある事業所では常識と言われていますので、その意味でもドレンユニットの設置の意義は大きいものと言えます。

ドリップタイプの特徴
●生ゴミを投入して、僅か数時間で、原形分は跡形も無くなり、野菜や魚の丸でも他に例を見ないスピードで分解していきます。
●ドリップタイプはエコボールが撹拌時に取り込む酸素により好気性が活性化し、同時に嫌気性菌も活動できる棲家も確保しつつ、生ゴミの分解を行います。
生ゴミは分解菌により短時間に気体と液体まで分解し、分解液は自動的に排出されるので分解物の引き抜きや頻繁な菌床の補充の必要はありません。
●排出される分解液は下水道に直接放流するか既設の浄化槽に流し込んで河川放流できます。
●発生する分解液は排水溝や配水管の脱臭や浄化作用もありますし、既設浄化槽の菌の活性化に利用可能です。
●浄化槽が無い場合、専用の浄化槽も準備しています。
●ドリップタイプは自然通気で充分に分解処理が可能です、従って脱臭装置等の付帯設備が少なくコンパクトでシンプルな構造の為、保守も容易です。
●ドリップタイプは実働攪拌時間が少なく、多くの動力を必要としないので電気代もコンポスト排出タイプと比べ1/3(当社比)で済み、小型機種は家庭用電源(AC100V)で使用できる事もメリットです。
●最大のメリットは生ゴミをただ入れるだけでOK。生ゴミの水切りも不要、コンポスト排出の手間や費用が掛らないため、人件費も少なくて済みます。
●ドリップタイプは液肥として生ゴミを分解するものであり、単なるディスポーザとは全く異なり、微生物分解にて有機物を分解したものを流しています

生ゴミのリサイクルについて
●食品リサイクル法の最大のポイントは、発生した生ゴミの減容化とリサイクルに有りますが、確かに現在市販されている生ゴミ処理機で減容化は可能ですが、はたして肥料や飼料ヘのリサイクルは可能なのでしょうか?

●生ゴミ処理機のメーカーには、発生したコンポストが、そのまま肥料に利用出来るかの如き紹介をしているところも有りますが、実際問題として、生ゴミ処理機によって、微生物分解を行って有機物を低分子化して窒素・リン・カリウムの植物三大栄養素へ近づけていくことは可能ですが、そのまま肥料として使用するほど、熟成出来る訳では有りませんので、実際には、1ヶ月以上コンポストを寝かせて堆肥化する必要が有ります。その堆肥化に要する場所や施設等の確保は容易な問題ではありません

●農作物へ肥料として与える場合、上記の2次発酵の手間や時間、発酵させる場所、などをクリアして堆肥型肥料を作ったとして、市販の鶏糞や牛糞の発酵堆肥と競合した場合、価格的に合うかという問題も未解決です。
●このように熟考して行くと、生ゴミ分解機により食品リサイクルを行っていくと、最後のリサイクルの輪を繋ぐのが、現状として大変であることは御理解頂ける事でしょう

したがって、現状最も多いのは、発生コンポストを産業廃棄物として処分しているのが殆どです。

●弊社では現在、民間企業様や自治体様を始め、弊社の生ごみ処理機で得られた液肥を利用して露地栽培や水耕栽培の肥料として利用していただき、実際に得られた野菜の味や成分が化学肥料よりも高評価を頂いており、すでにリサイクル実績も15年以上となります。また弊社の生ごみ処理機の導入後、肥料販売業者の証や肥料製造業者の届出を受理されて、リサイクルに向けて取り組まれているお客様も居られます。同時に大学の農学部にて実証テストも行われています。現在では研究段階から実用段階へ進んで来ております事をここで御紹介しておきます。

●これは、肥料として用いる生ごみの分解物の中に、菌床のウッドチップやオガクズが「不純物として」混入していないことが今後のリサイクルのキーワードとなると確信しておりますし、弊社の方式のような純粋な生ゴミだけの残渣を用いることで、初めて産業構造におけるゼロエミッション計画に有効利用して頂けるものと自負しております。

ドリップタイプの処理の流れ
投入
投入直後
分解中
分解中
排水

エコデリータードリップタイプ分解テスト
下図のように、エコデリーターは粉砕機やディスポーザーもなしに、大きな生ゴミを分解していくことが出来ます。
ドリップタイプの最大の特徴は定期的な残渣の取出しが不要で、投入した生ゴミは液肥に分解されて下水道や既設の合併浄化槽に規制に問題なく、排出されます。
強制的なブロワーなどでの通気を行いませんので、生物分解時の悪臭なども流れず、蓋を開けるまで、そばに近づいても全く匂いません。
使用機種

ED10D型
(実証機)
試験日

平成13年8月8日

平成13年8月12日
第1日目

[テスト開始]
8/8AM11:57

[生ゴミ種別]
野菜ゴミ

[計量]
6kg
第2日目

[テスト開始]
8/9PM3:57

[生ゴミ種別]
水産加工ゴミ

[計量]
15.5kg
第3日目

[テスト開始]
8/10PM4:55

[生ゴミ種別]
弁当惣菜ゴミ

[計量]
9.5kg
生ゴミ投入
8/8/11:12開始
生ゴミ投入
8/9/16:01開始
生ゴミ投入
8/10/16:57開始
同上
分解開始後
約2時間経過
分解開始後
約2時間5分経過
分解開始後
約30分経過
分解開始後
約18時間45分経過
分解開始後
約15時間経過
分解開始後
約7時間30分経過
分解開始後
約23時間50分経過
分解開始後
約24時間5分経過
分解開始後
約24時間30分経過
分解開始後
約72時間経過


仕 様 表


NXタイプ=週5日間投入の場合(例:学校給食、社員食堂)
DXタイプ=週7日間投入の場合(病院、ホテル、老人ホームなど定休のない施設)

(休み無しの事業所) ED-15DX ED-25DX ED-40DX ED-65DX ED-120DX ED-180DX ED-250DX ED-380DX ED-600DX
(週休2日の事業所) ED-20NX ED-35NX ED-55NX ED-90NX ED-170NX ED-250NX ED-350NX ED-500NX ED-800NX
処理方式 微生物による生物分解(ドリップ消滅式)
DX型の処理能力
(kg/日)
〜15kg 〜25kg 〜40kg 〜65kg 〜120kg 〜180kg 〜250kg 〜380kg 〜600kg
NX型の処理能力
(kg/日)
〜20kg 〜35kg 〜55kg 〜90kg 〜170kg 〜250kg 〜350kg 〜500kg 〜800kg
電源種 AC100V-1φ AC200V-3φ
モーター出力(kw) 0.2 0.2 0.2 0.55 0.75 1.5 1.5 2.2 2.2
ヒーター出力(kw) 0.5 1 1 1 2.5 4 4 5 6
本体幅(o) 850 940 1140 1460 1500 2000 1830 2800 2900
本体奥行(o) 520 630 670 840 1090 1090 1370 1370 1520
本体寸法高(o) 900 1150 1150 1190 1540 1640 2000 2050 2150
乾燥重量(s) 155 255 350 500 860 1170 1500 2250 3200
給水 15A 15A 15A 15A 15A 15A 20A 20A 20A
排水 50A 50A 50A 65A 75A 75A 100A 100A 125A
脱臭方式 特殊な場合を除き、不要

※仕様は改良の為、予告なく変更する場合が有ります。
※型式は毎日稼働する事業所向けの機種をDX型とし、学校給食をはじめとする週休2日の事業所向けの機種をNX型として選定してください。
※処理能力は『毎日投入して良い処理量』を表記しています
。長年の実績上割り出した処理量ですので、安心して使用していただけます。1日あたりの最大投入量は、当然、当表記よりも多くなりますが、生ゴミの種類や、週単位でのゴミの総量により投入可能な量が異なるため、事前にご相談ください。
※乾燥重量は運転重量とは異なります。出荷前の試運転で水を使用することで重量は増えますし、生ゴミが投入されることでさらに重量は増加します。設置場所の床荷重は、乾燥重量の2倍程度を想定して設計願います。
※設置に当たり、前後左右にメンテスペースを要しますので、事前にお打ち合わせが必要です。
※厨芥処理機等との連動・連結にあたって、仕様や寸法が変わりますので、事前にお打ち合わせが必要です。
※排水管は、本体内部の金属類の混入による底部の破損等によるエコボールの流失や排水の管理面において下水道や浄化槽までの途中部分にグリストラップなどのトラップマス等の設置を推奨致します。


Q&A
A1 代表的な生ゴミ処理機として木質系の菌床のタイプがありますが、この方式は菌床が柔かいので大きな固形物は分解に非常に長時間を要す為、多くは破砕機による前処理が必要でした。

しかも菌床の消費も大きく頻繁な補充が必要な上、堆肥型では1度に大量のコンポストが発生するので作業も大変な上、出て来たコンポストは木材を含んでいる為、リサイクルの用途も限られていました。
また、堆肥化に当たりゴミの水分が多いと嫌気になり悪臭が発生するので、投入できるゴミの状態が限定されがちです。

消滅型というタイプは上記の木屑が分解して嵩が減るので、投入した生ゴミが見かけ上、消えたかのように見えるだけで、実際には微生物分解出来ない生ゴミ成分が蓄積されてくると、大量の菌床交換が必要となるタイプが大半で、実際のところ生物化学的に分解による全ての生ゴミの完全消滅は有り得ないのです。--この記述は15年くらい前のものですが、今ではこの魔法のような売り文句のシステムも少なくなってきました。

その他、現行タイプとして乾燥型のタイプもあります。
このタイプは消滅型と呼ばれるタイプに対し、面倒の給排水の配管設備も不要ですし、排水が出ませんので排水への配慮や知識も不要で、場所を選ばないメリットもあります。
しかし、ゴミの状態が水分が多かったり、処理量が多いと、生ゴミは生乾きのままになりますし、ゴミが少なすぎると乾燥工程で焦げたりします。
特に業務用規模となると臭気対策が不可欠で、乾燥物の取り出し時に粉が舞うとハエやゴミぶりの発生を招く恐れがあります。
あと、乾燥物は単なるゴミの減容物であり、その処分方法は、産廃として廃棄するわけですから、肥料などへのリサイクルもできず、コストを掛けて減容しているだけになるため、電気代も消滅型に比べて数倍かかりますのでゴミの量や産廃処分費によっては割が合いません。
A2 菌たろうは、エコデリーターの稼動直後の生ゴミ分解菌が育っていない状態に立上げ用として、数10種の微生物をブレンドしていて幅広い生ゴミに対応できるよう工夫しています。

但し、攪拌槽の中でその栄養組成や湿度・温度・酸素量に応じて最適の微生物が優先菌として育ってくれば、もう添加する必要はありません。何らかの微生物活動を阻害する条件や環境により、生ゴミの分解スピードが低下したときにのみ、追加してやればよいのです。

投入してよいもの(処理できるもの)
基本として人間の食べられる物なら全て処理が可能です。

魚の骨などは時間が掛りますが処理できます。

但し揚げ物(油類)を大量に投入ますと排水BOD値が高く成りますので留意ください。

とうもろこしの芯やタケノコの皮や果物の種など硬いもの容積のあるものは分解に数日掛りますので取り除いてください。
投入してはいけないもの(処理できないもの)
基本として人間の食べられ無いものの投入は控えてください。

特に生物分解の困難な金属やプラスチック・貝殻・ガラスなどのが入りますと蓄積してしまい故障の原因になります。

ビニール袋や繊維(雑巾など)・割箸なども同様です。

上記のものが誤って投入された場合は取りだしてください。

特に卵の殻は粉砕され粉状となって排水管に詰る恐れがありますので留意して下さい。

ひも状のものは攪拌部に巻き付き、分解を阻害しますので10cm程度に分割して投入ください


ECO-DELETER 施工例
某給食センター■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量700kgタイプ■ED−350NX型2台

厨芥処理機連動・自動投入システム

某保育園■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量15kgタイプ■ED−15DX型


某給食センター■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量170kgタイプ■ED−170NX型

厨芥処理機連動・自動投入システム

某自治会■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量50kgタイプ■ED−50DX型


某給食センター■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量250kgタイプ■ED−250NX型


某給食センター■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量350kgタイプ■ED−350NX型

厨芥処理機連動・自動投入システム

某スーパー■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量120kgタイプ■ED−120DX型


某学校給食センター■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量65kgタイプ■ED−65DX型


某老人ホーム■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量40kgタイプ■ED−40DX型


某給食センター■エコデリーター・ドリップタイプ日間処理量250kgタイプ■ED−250DX型

厨芥処理機連動・自動投入システム

ページの先頭へ